2014.11.18

【女子バレー】V・プレミアリーグ開幕、久光製薬の3連覇はあるか?

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari
  • 石山慎治●写真 photo by Ishiyama Shinji

 バレーボール国内トップリーグである2014/15V・プレミアリーグが11月15日に開幕。3連覇を狙う久光製薬が、木村沙織の復帰した東レをフルセットで破るなど熱戦が繰り広げられた。今季の見どころについて、元全日本代表、杉山祥子さんにお話をうかがった。

NECレッドロケッツに15年間所属し、全日本でも 活躍した杉山祥子さん。昨年5月現役を引退

 一番の注目チームはやはり久光製薬ですね。(新鍋理沙・石井優希・長岡望悠など)あれだけ全日本の選手がそろっているという意味で、個々の力が飛び抜けていますし、昨季はリーグ優勝したあとに参加したアジアクラブ選手権でも優勝していますよね。そういう意味で、チームとしての経験値も高い。今季も必ず優勝争いに絡んでくる一番手となるでしょう。

 個人的には、ミドルブロッカーの岩坂名奈に期待しています。全日本の戦術が変わって、ミドルブロッカーというポジションにこだわらない選手選考になったため、今年度は全日本に呼ばれていません。その悔しさをどれだけプレイで表現できるか。やはりあれだけの長身(187㎝)選手ですから、なんとか成長してほしいと思っています。

 久光の長身選手と言えば、セッターの狩野舞子にも注目しています。サイドアタッカーから転向して3季目。昨季は点差の離れたセット後半での二枚替えでの出場がほとんどでしたが、そろそろ正セッターの座を確保したいところです。何と言ってもあの(中田)久美(※)さんが指導されていますから、どんなセッターになっていくのか楽しみです。
※中田久美 1965年生まれ。15歳で全日本に選ばれ、セッターとして活躍。五輪にも3回(1984年、1988年、1992年)出場。2012年、久光製薬の監督に就任し、V・プレミアリーグ2連覇を達成。