【バレー】12名の代表が決定。五輪メダル獲得のカギは?
ロンドン五輪のメンバー12名が決まった女子バレー。悲願のメダル獲得はなるか 選別の時である。
ロンドン五輪で戦う12選手が決定した。「プリンセス・メグ」こと栗原恵は落選し、「ママさん選手」の大友愛が2大会ぶりの五輪代表に復帰した。
先のワールドグランプリ(GP)の1次リーグ最終戦の夜、真鍋政義監督はホテルの部屋にひとりひとり呼び、選考結果を伝えた。
真鍋監督は言う。
「ロンドンでメダルを獲得するためのベストの12名を選考した。(落選の選手には)シンプルに"お疲れさま"と。淡々とした選手も、感情が入っていた選手もいました」
栗原は覚悟していたようだ。アテネ五輪、北京五輪をエース格で戦った27歳も、2度の左ひざの手術を受けた後、状態がベストには戻らなかった。しかもワールドGP中に左足首を痛める不運もあった。「とにかくひとつひとつのプレイに気持ちを込めた」と言いながらも、ミスがあまりに多すぎた。