【バレー】ミス多発で完敗。韓国戦で見えた「日本の生命線」 (3ページ目)

  • 松瀬学●取材・文 text by Matsuse Manabu
  • photo by Tsukida Jun/AFLOSPORT

「自分たちの問題だと思う」と主将の荒木は漏らす。真鍋監督も「修正します」と短く言い切った。

 もちろん、この敗戦で五輪切符に黄信号がともったわけではない。上位3チームと残る5チームの中でアジア最上位の計4チームが出場権を獲得できるからだ。

ただ目標の「予選1位通過」は厳しくなった。1日の休養日でどう気持ちを切り替えるのか。日本が重点的に強化してきた生命線、「サーブとレシーブの堅実さ」をどうやって取り戻すのか。

 ロンドン五輪でメダル獲得を目指す「真鍋ジャパン」にとって、次のキューバ戦が今後を占う重要な試合となる。

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