ダブルスで五輪を目指す二宮真琴。「メダルを獲って人生を変えたい」 (4ページ目)

  • 神 仁司●文・写真 text&photo by Ko Hitoshi

――ダブルスで世界のトップ10に入るために必要なことは?

二宮 今までは、Gプロジェクト(2016リオオリンピックの女子ダブルスで金メダルを取るという日本テニス協会のプロジェクトがあったが、2013年にプロジェクト自体が消滅)で学んだことがベースになっていたんですが、ダブルスの動きをもっと勉強したいです。サーブのスピードを上げたいですし、いろんなショットのレベルも上げていきたいです。

――グランドスラム女子ダブルス初優勝への意気込みは?

二宮 今は大きい目標がオリンピックになるんですけど、1年に4回グランドスラムがあるので、どこかで爆発して優勝できるような力をつけていきたいと思っています。

 元々ハードコートが好きなので、全豪か全米でグランドスラム優勝をするという目標があるんですけど、実は、まだ両方とも1勝もできてないんですよ。今度の全米では、(加藤)未唯と組むので、ちょっとでも勝ちたいです。力をつけていけば、どこでもチャンスはあると思っています。

――最後に、2018年後半戦の目標を教えてください。

二宮 ダブルスに専念すると決めたので、結果も大事だと思います。ツアー優勝をまだ1回しかしたことがないので、またツアー優勝をしたいです。ランキングを上げて、来年につなげられるようにがんばります。

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る