どちらがシードなのか。
大坂なおみ、全米OPで元女王ケルバーに圧勝 (4ページ目)
杉山さんは、1回戦でシードダウンを演じた大坂の今後の戦いにも大きな期待を寄せる。
「ビッグウィンの後の2回戦は気持ちの持ち方が難しいけど、大坂さんは淡々とひとつずつこなすというか、あんまり舞い上がることなく次もいってくれると思う。あのテニスができれば、(グランドスラムの)2週目も狙える。今は本当に誰が勝つかわからない女子テニスなので、(大坂に)可能性を感じます」
ケルバーが「大坂には明るい未来がある」と語るように、大坂は再度、非凡な才能と未来のグランドスラムチャンピオンになれるポテンシャルを大舞台で示した。
2017年USオープンでの戦いはまだまだ始まったばかりだが、ブレークする起爆剤となるような勝利を、元女王からつかみ取った大坂のさらなる進撃を楽しみにしたい。
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