【テニス】USオープン初戦敗退。42歳になるクルム伊達公子の意味深な発言
USオープンは初戦敗退。9月以降はアジアツアーを戦うクルム伊達
クルム伊達公子にとって、現役再チャレンジ後3度目となるニューヨークの夏もほろ苦いものとなった。3年連続で出場したUSオープンでの初勝利を目指したが、今年も願いは叶わなかった。
ウインブルドンを終えた後、痛めた左ふくらはぎを完治させるため、7月のアメリカでの連戦は断念して6月下旬から帰国したクルム伊達。
「ウインブルドンから帰ってリハビリした後、当分テニスができないということだったので、週6日ジムに行って、トレーニングをやるしかなかった」
ここで、クルム伊達は、新しいトレーニング方法に取り組み、新鮮さを感じていたという。
「ツアー中では、コンディショニングだけになってしまうので、自分の体と向き合う時間がなかなか持てないが、今回はしっかり時間が持てた」
最初は座った状態で、上半身のトレーニングをして、肩甲骨の稼働域を拡げるようにしたり、胸椎(きょうつい)を広げたり、機能的に体を動かすことに取り組んだ。
また、以前から中距離系のインターバルトレーニングをしてきたが、メニューをこれまでの400mから変更した。
「今の私に400は厳しいので、300、200、100、50mという組み合わせが中心だった」
この結果、体重は変わらないが、体脂肪が17%から13.8%に落ち、外見も全体的にシャープになった。
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