検索

ラグビー日本代表36歳リーチ マイケルインタビュー 新境地にも挑戦する唯一無二の存在 (4ページ目)

  • 戸塚 啓●取材・文 text by Totsuka Kei

【リーグ連覇を達成したら特大BBQを企画】

 ファンの声援に応えたい、との使命感もある。

「リーグワン優勝という結果を残したことで、ファンがこのチームをもっと愛してくれるようになった。それ以前も愛してくれていたけど、ファンの人たちの熱がもっと上がったと感じる」

 チームにとっても自身にとっても、初めてのチャレンジが多い今シーズンをどのように締めくくるのか、そのアイデアもある。特大スケールのバーベキューパーティーだ。

「チーム主催でファンの人たちも招待して。豚の丸焼きを50匹ぐらい用意して、みんなでビールをたくさん飲んで。そんなことができたらいいな、と」

 チームのターゲットは明確である。自身が果たすべき役割も理解している。あとは、グラウンドで身体をぶつけるだけだ。鋭いタックルを突き刺し、ボールをキャリーし、唯一無二の存在感を発揮する。

「接点無双」を自負する東芝ブレイブルーパス東京を、今シーズンもリーチ マイケルが牽引する。

著者プロフィール

  • 戸塚 啓

    戸塚 啓 (とつか・けい)

    スポーツライター。 1968年生まれ、神奈川県出身。法政大学法学部卒。サッカー専誌記者を経てフリーに。サッカーワールドカップは1998年より7大会連続取材。サッカーJ2大宮アルディージャオフィシャルライター、ラグビーリーグワン東芝ブレイブルーパス東京契約ライター。近著に『JFAの挑戦-コロナと戦う日本サッカー』(小学館)

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る