男子セブンズの中軸、藤田慶和と松井千士は「4年前の悔しさ」をバネに (6ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji


 果たして東京五輪で、ふたりはどんなプレーを見せてくれるのか。

「日本代表の武器はアタックだと思うので、どれだけキックオフでボールを確保するかが勝利につながってくる。もっと精度を上げて、オリンピックまでに仕上げたい。(個人としては)ゲームメイクしていきたいし、自分の強みであるランを見せたいですね」(藤田)

「4年前からメンタルは成長したと思っています。チームとしては世界との差はまだまだあるが、そこまで差があるとは思っていない。アタックを修正すれば通用する。東京オリンピックでセブンズのジャージーの価値を高めたい」(松井)

 4年前、スタンドから試合を観ていたふたりが、今度は東京スタジアムのピッチに立ち、再びラグビーで日本中を盛り上げる。

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