2017.06.19

俊足で俊英。医者を目指すラガーマン、
福岡堅樹を世界4位の強豪も絶賛

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 日本代表のジェイミー・ジョセフHCが「試合の序盤はキックからプレッシャーを与えることができ、WTBが外でコンテストしていい展開だった」と評したように、福岡は前半から大外でハイボールキャッチやボールキャリアなどの攻撃から存在感を示し、ディフェンスでも身体を張っていた。

 10-50で迎えた後半36分、ボールを大きくつないで左サイドの福岡にボールが渡ると、そのまま相手のスクラムハーフをスピードでかわしてトライ。さらに続く38分も、ボールをすばやく回す展開から福岡が抜け出すと、内をフォローした途中交替のSH(スクラムハーフ)流大(ながれ・ゆたか)にパスを通し、それがトライへとつながった。

 福岡は両シーンをこう振り返る。

「外にスペースがあり、相手ディフェンスが内に寄ることも多かったので、ボールをもらったら前が空いていたシーンもあった。内側の選手がしっかり引きつけてパスを投げてくれました。マツ(WTB松島幸太朗)、FB(フルバック)野口竜司からいい形でもらえたから、前に出られた。彼らに感謝したい」