絵筆から楕円球へ。「花園」を駆けた
白谷ドンジョとは何者なのか? (4ページ目)
個人的には、昨年のリオデジャネイロ五輪から正式種目になった7人制ラグビー(セブンズ)にも向いているのではと思い、「セブンズには興味がないの?」と聞いてみると、「機会があればやってみたいです。もし可能ならチャンスをつかみたい。本当に頑張りたいです」 と目を輝かせた。
「もうひとつの花園」 から日本代表にまで上りつめた宇佐美の例もある。「ドンジョ」という名前の由来に関して、本人は「知らないです」と笑うものの、近い将来にその名がラグビー界だけでなくスポーツ界に轟く日がくるかもしれない。
ラグビー歴は3年にも満たない白谷のポテンシャル、伸びしろは無限大。絵筆を楕円球に持ち替えて、今後も白谷は走り続けていく。
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