【ラグビー】清宮克幸が提言。「W杯予選リーグ敗退なら責任を取るべき」 (4ページ目)

  • 斉藤健仁●文 text by Saito Kenji
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

――日本代表がベスト8に進出しなければ、日本協会はジョーンズHCを解任した方がいいのでしょうか?

清宮 僕は日本代表がワールドカップでベスト8を目標とすることは、当たり前だと思っています。そうでなければ、現状のさまざまな強化策との整合性がとれません。トップリーグへの大きな負担、選手の拘束時間世界一、世界一の給料、目標未達のときははっきりと解任すべきです。

――ということは清宮監督も条件が整えば、2019年日本で開催されるワールドカップで日本代表監督としてチャレンジしたいと思っているのでしょうか? 

清宮 日本代表の監督とは、立候補してなれるものではなく、選ばれて就任するものです。

――改めて、2015年のワールドカップを戦う日本代表に期待することは?

清宮 日本人は、やはり「サムライ魂」といったような気持ちで臨むことになるでしょう。エンジョイなんて誰も言わないでしょう。そういうところから生まれるプレーにファンは感動すると思います。体を張ってタックルしたり、セービングしたり、最後に気持ちで押し込みながらトライするようなところを見たい。そして、最後はタックルです。魂のこもったタックルを日本のファンが期待しています。
 ワールドカップでは、日本人の可能性を存分に見せて、「俺たちにもできる」それを証明してほしい。日本代表の躍進に期待しています。

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