日本男子卓球の「次世代エース」17歳の松島輝空が覚醒 全日本選手権で張本智和を相手に挑んだ「真っ向勝負」 (3ページ目)
主導権を握った松島は第4ゲームこそ奪われたものの、ゲームカウント4-1で勝利。張本に続いてパリ五輪代表の篠塚を下して、張本、水谷隼に次ぐ史上3番目の若さとなる17歳8カ月での初優勝を成し遂げた。
試合後に松島は、「五輪に出場できなかった悔しさがあった」と、リザーブメンバーでの帯同となった昨夏のパリ五輪を振り返った。それに続けて、「もちろんロス五輪では、自分がシングルスで出るという強い気持ちを持って頑張っていきたい」と宣言した。
ここ数年での活躍から「次世代エース」と呼ばれることもあった松島が、全日本選手権の大舞台で覚醒。日本男子の新たな希望として存在感を放った17歳が、2028年のロス五輪でメダル獲得のための救世主となれるか、注目が集まる。
【写真】「世界卓球」応援サポーター就任!日向坂46佐々木久美、丹生明里、松田好花インタビューカット集
3 / 3