伝説のQBブレイディは超絶ストイック。
「寝るときは必ず20.5度」 (6ページ目)
ブレイディがいまだに自らを厳しくプッシュする理由が見えてきた。「40歳台半ばまではプレーしたい」と彼は言う。肉体的、精神的、そして頭脳的ピークを合致させ、年を取ってもトップでいられることを証明することが、今のブレイディの原動力なのだ。
日本でのクリニックでは、ブレイディ自らがお手本を示すパスを予想以上に多く投げた。そして、成功を収めるために何をすべきかを熱を込めて語った。今回の来日がブレイディの「顔見世イベント」だけにとどまらなかったことは、クリニック等に参加した日本の選手やファンにとって有益だった。
トム・ブレイディが史上最高の選手のひとりであり、将来の殿堂入りが確実であることはいわずもがなだが、今回の来日で今後の彼のプレーぶりに対する見方が少し変わった。
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