【NHL】トム・ハンクスvsサラ・ジェシカ・パーカー。勝者は?

  • 三尾圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿183

 1998年にアメリカで放送がスタートしたテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で主人公のキャリーを演じ、不動の人気を手にした女優のサラ・ジェシカ・パーカー(50歳)。ニューヨークの高級住宅街に豪邸を持つ彼女は、NHLニューヨーク・レンジャースの大ファンだ。レンジャースの本拠地マディソン・スクエア・ガーデンでは、彼女の姿がたびたび目撃されている。

 シーズン終盤、レンジャースはホームにロサンゼルス・キングスを迎えて対戦した。レンジャースがイースタン・カンファレンスでトップ争いを演じているのに対し、キングスはウェスタン・カンファレンスで中位に低迷。ホームということもあり、レンジャース有利と見られていた。しかし、レンジャースはペースをつかむことができず、結果は4-2でキングスの勝利。レンジャースの不甲斐ない戦いぶりに、パーカーは悔しそうな表情を浮かべていた。

 一方、パーカーの前の席で大喜びしていたのは、ハリウッドを代表する俳優のトム・ハンクス(58歳)だ。ハンクスは大のキングスファン。喜びを隠し切れず、後ろを向いてパーカーを挑発すると、彼女はふてくされるように本を開いて読書に逃げた。

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