【Bリーグ】19歳の至宝・瀬川琉久(千葉ジェッツ)の現在地とバスケットボール観「全然、まだまだやらなきゃいけないことがたくさんある」 (2ページ目)
【廉さんとしゃべるときは関西弁です】
チームメートにも物怖じせずに声がけする瀬川(左。中は金近、右はリトル) photo by Yutaka Makino
――少し脱線します。瀬川選手は関西出身ですが、話を聞いていると、関西弁は出ないのですね。
「敬語になると標準語になるんですよ。タメ口だと関西弁になるんですけど」
――チームには同じく関西出身の金近廉選手がいますよね。
「ああ、廉さんとしゃべるときは、もう関西弁です」
――そうなのですね。記者会見など、取材では関西弁で話しているのを見たことないです。
「変じゃないですかね? 敬語で関西弁は」
――見てみたいとも思います。キャラクターがより出るかもしれないので。
「僕は、標準語でいかせてもらいます(笑)」
――失礼いたしました(笑)。瀬川選手は高校時代からトップ選手で認知度の高い選手ですが、そこからジェッツという強豪であり、人気のあるクラブに入りました。そうした環境に身を置くと高い目標へ向かっていくという部分おいて、人によっては自分を見失ってしまうかもしれません。瀬川選手はそうならないように戦っている部分があるのでしょうか。
「そうですね。自分を見失ってしまう人っていうのは、自分の軸を持っていない人だと思うんですよね。自分は小学校からバスケットをやっていますけど、親の教育もあって自分というものを常に持つ習慣が、身についていると思っています。もちろん自分がどうすべきかわからないときも、これまでたくさんありました。そのなかで、自分の軸は何か、自分とは何かっていうところにたどり着けるように努めていますし、それは今もできています。そこに関しては、常に自分と向き合うことだけを意識してやっています」
――瀬川選手には物怖じをしない印象を持つ人たちが多いのではないかと思います。渡邊雄太選手なども瀬川選手について「自分がその年齢の頃には考えられないくらい、いい意味で生意気」だと言っていました。ご自身ではその自覚はありますか。
「いやあ、みんな物怖じしないって言ってくれるんですけど、物事に対しても、めちゃめちゃ怖がりですよ。例えば短期間だけ海外へキャンプに行くとなったときでもめちゃめちゃ緊張しますし、めっちゃ準備しちゃうんですよ。ほかの人なら『行ったらなんとかなるやろ』っていう感じでも、僕はいろいろ調べてから行きます。正直、自分がなんでそう言われているのか、あまりわからないところがあります。
ただ、物事に慣れるのが人よりちょっと早いんじゃないかとは思っています。今はそこまでしませんが、(プロ入り後)最初の頃はコートに立つ前のベンチでは緊張していたんです。でも、コートに立ってしまえば緊張はなくなるので、慣れるのはちょっと早いんじゃないかと思っていますし、だから物怖じしないように見えているんじゃないでしょうか」
――ほかのことではともかく、バスケットボールの時にはスイッチが入るんじゃないですかね。
「かもしれないです」
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