NBA新人王争いの行方。
八村塁の同期ふたりの活躍が尋常じゃない

  • 宮地陽子●取材・文 text by Miyaji Yoko
  • photo by Getty Images

 3月12日からシーズン中断していたNBAが7月31日に再開する。

 上位22チームがフロリダ州オーランド近くのESPNワイド・ワールド・オブ・スポーツ・コンプレックスに集まり、レギュラーシーズン各8試合ずつと、必要なら各カンファレンス8位と9位のチームの間でプレーイン・トーナメントを戦い、プレーオフ進出チームとシード順を決める。

ユニフォームを交換するザイオン・ウィリアムソン(左)とジャ・モラント(右)ユニフォームを交換するザイオン・ウィリアムソン(左)とジャ・モラント(右) 再開後、プレーオフに入る前の注目のひとつが新人王争いだ。

 NBAドラフト1位指名のザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ/SF)と2位指名のジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ/PG)。八村塁(ワシントン・ウィザーズ/PF)と同期のふたりは、どちらも新人とは思えない活躍でチームを引っ張り、リーグを盛り上げた。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

 現在ウェスタン・カンファレンス8位のグリズリーズと10位のペリカンズは、報じられているスケジュールどおりなら8試合の間に2試合対戦する可能性が高い。間違いなく注目のカードだ。

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