意外な選手が大金をゲット。誰かに言いたくなる「NBA年俸トップ10」 (2ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

 ただ、実はレブロンが最高年棒選手となったのは、今シーズンが初めて。マイアミ・ヒート時代はチームメイトにクリス・ボッシュ(PF)やドウェイン・ウェイド(シカゴ・ブルズ/SG)がいたため、戦力維持のために自身の年俸を抑え、その実力と人気からすれば控えめな額を受け取っていた。

 今シーズンのレブロンは、マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアントに次いで史上3人目の「年俸3000万ドル超え選手」となった。また、キャブスと3年1億ドル(103億5000万円)の大型契約を結んだため、来シーズンは1997-98シーズンのジョーダンの年俸3314万ドル(約34億3000万円)を上回るNBA歴代最高年俸になるとみられている。

 レブロンに次ぐ2位は、約2650万ドル(約27億4000万円)で6選手が並ぶ。まずは、今オフにゴールデンステート・ウォリアーズに移籍したケビン・デュラント(SF)。昨シーズンは平均28.2得点(リーグ3位)・8.2リバウンド・5.0アシストを記録し、現在リーグでもっとも止めるのが難しいスコアラーのひとりだ。ステファン・カリー(PG)やクレイ・トンプソン(SG)とチームメイトになったことで、今シーズンの個人成績は下がることも予想されるが、リーグ屈指のプレーヤーの年俸としては相応しい額だろう。

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