【NBA】今季MVPのステファン・カリーを凌ぐ「真の勝者」は? (4ページ目)
しかし、それを聞いたオバマも反撃に出た。
「マイケルはホーネッツの運営にもっと精を出したほうがいいだろう」
ジョーダンがシャーロット・ホーネッツ(当時:ボブキャッツ)を買収し、筆頭オーナーになったのは2010年。しかし、あれから5年が経つものの、ホーネッツの成績は芳(かんば)しくない。そんなジョーダンが6月にフランスを訪れた際、現地スポーツ紙のインタビューでポロッと本音(?)をこぼしてしまった。「今、ホーネッツの選手と1on1をやったら勝てるか?」と聞かれたジョーダンは、こう答えている。
「間違いなく勝てる。だが、彼らの自信を奪いたくないからやりたくない」
その発言がオーナーとして優秀かどうかは別として、「もしかして本当に勝ってしまうかも……」と思わせてしまうのも、ジョーダンならではだ。
【第2位】 コービー・ブライアント、フィールドゴール失敗数で記録更新
11月11日、コービー・ブライアントがメンフィス・グリズリーズ戦で1万3418本目となるシュートミスを記録し、フィールドゴール失敗数で歴代1位に躍り出た。新記録樹立について聞かれたコービーは、「知らなかった。ただ、積極的にプレーしなくちゃダメだ。批判も失敗も、気にするべきじゃない」と答えている。
そして、その1ヶ月後の12月14日、今度はミネソタ・ティンバーウルブズとの一戦で通算3万2293点目を記録し、キャリア通算得点数でマイケル・ジョーダン(元ブルズなど)を追い抜き歴代3位に浮上した。ちなみに1位はカリーム・アブドゥル=ジャバー(元レイカーズなど)の3万8387得点で、2位はカール・マローン(元ユタ・ジャズ)の3万6928得点である。
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