コービー・ブライアント、NBAグッズの所有権で実母とケンカ

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿76

 レギュラーシーズン終盤に左足のアキレス腱を断裂し、不本意な形でシーズンを終えたロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアント(34歳)。全治最長9ヵ月という大ケガを負い、現在は復帰に向けてリハビリに励んでいる。そんな矢先、思わぬトラブルが舞い込んできた。自らの選手キャリアで手に入れた150万ドル(約1億5380万円)の記念品の所有権を巡って、実母のパメラと裁判所で争うことになったのである。

 パメラは新しい家を買うため、自宅に保管していたコービーのNBAグッズを売ろうと決意。オールスターゲームに出場したときの記念グッズや高校時代のユニフォーム、さらに2000年にレイカーズで優勝したときのチャンピオンリングなどをオークションに出品し、手付金としてオークション会社から45万ドル(約4610万円)を受け取った。

 しかし、オークション会社のプレスリリースでその事実を知ったコービーは大激怒。グッズの所有権は自分にあるとして、オークションの中止を求めた。一方、パメラは「グッズは15年以上前から私が保管しており、5年前にコービーからプレゼントされた」と主張。かつては仲の良いツーショットを披露していた両者だが、近年、親子関係は冷え切っていると言われている。

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