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F1レーシングブルズのリザーブドライバー・岩佐歩夢インタビュー スーパーフォーミュラと2刀流で「丸1日のオフはない」 (2ページ目)

  • 川原田 剛●取材・文 text by Kawarada Tsuyoshi
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

【行ったり来たりの"しんどい移動生活"】

ーー今シーズンはF1中継で岩佐選手が国際映像で捉えられるシーンが何度もありました。日本と海外ではどちらにいる時間が割合的には多かったのですか?

 日本と海外と半分半分ぐらいだと思います。F2(2022〜2023年)やF3(2021年)に参戦している頃よりは断然、日本にいる時間は多くなっています。やっぱりSFでチャンピオンを獲るためにできる準備、それこそフィジカルのトレーニングやチームとのミーティングなども時間をかけてやってきましたから。基本的には日本で過ごしながら、世界中を回っているという感じです。

 でも、今年は同じところに長く滞在することはいっさいなかったですね。日本とレッドブルの本拠地があるイギリス、F1が開催される世界各国のサーキットを行ったり来たり。それをずっと繰り返している感じです。

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ーーちなみに今年、日本と海外を何往復くらいしたんですか?

 もう20回ぐらいじゃないですかね。今年はとにかく移動が大変です。F1のレギュラードライバーたちは全24戦で世界中を回っていますが、僕の場合はそれにプラスして日本のSFもあります。間違いなくF1のレギュラードライバーよりも移動距離が長いし、しんどい移動生活を送っていると思います(笑)。

ーーきちんと休める時間はあったのですか?

 今年に関しては丸1日オフだったことはないですね。休めても半日です。振り返ってみると、移動の連続なので、フライトの時はひたすら寝ていますね。「時差ボケが大変じゃないですか?」とよく聞かれるのですが、出発の前後も、到着したあとも何かしらの予定が入っていて、すぐに動かないといけない場合が多い。ゆっくりと休んでいる時間はほとんどありません。

 だからフライトの時は時差の調整のことは考えず、とにかく寝る。エネルギーを消費しないようにというか、無駄遣いしないように、機内では回復することを最優先に考えて移動しています。

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