【F1】角田裕毅がイタリアGP予選で見せたチームプレー 自らを犠牲にしてフェルスタッペンのPP獲得をアシスト (3ページ目)
フェルスタッペンが小さな積み重ねの先に「ポールトゥウイン」という結果をつかみ取った。それと比べれば、角田は予選10位・決勝13位と大きな差を見せつけられた。ひとつひとつは小さな差でしかないが、それをいかに突き詰め、すべてを積み重ねられるか。
このイタリアGPの週末は、まさにそんなふたりの差と、決して遠く離れているわけではないが隔たりが無数にあるという、角田の立ち位置をリアルに浮き彫りにしていた。
著者プロフィール
米家峰起 (よねや・みねおき)
F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。
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