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【F1】角田裕毅「決定的」なミスに激怒 5つもポジションを落としてしまった最大の敗因は... (3ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

 角田自身も、シケインへのブレーキングを終えてターンインするタイミングで無線を入れるのではなく、ブレーキングの開始前にピットインの意思を伝えていれば、エンジニアからの反応は間に合っていたはずだ。

 つまり、コミュニケーションミスはひとりの責任で起きるものではなく、そこに関わる全員に改善すべき点があり、全員で責任を負うべきものだ。

 一時的なフラストレーションを拭い去れば、角田もエンジニアもチームもそれぞれが冷静に問題に向き合い、すでに改善に向けて次の一歩を踏み出しているはずだ。

◆つづく>>

著者プロフィール

  • 米家峰起

    米家峰起 (よねや・みねおき)

    F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。

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