次の日本人F1ドライバー候補。角田裕毅はレッドブル重鎮のイチ推し (5ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki
  • photo by Boozy

 ジョージ・ラッセルにしても、ランド・ノリスにしても、1年目でポンとF1に昇格している。そういうドライバーであることがF1を戦っていくうえで重要だと思っています。1年目から結果を出さないとダメだと思っていますし、戦う気満々です」

 そして角田は、1年目にしてFIA F2の"役者"のひとりとしてはっきりと認識させるだけの走りと結果を見せ、F1昇格まであと一歩のところに来ている。

 ホンダはあと1年でF1から去っていくが、来季アルファタウリからF1デビューを果たし、レッドブルから高く評価されるドライバーとなれば、ホンダの存在に関係なく角田はひとりのF1ドライバーとしてF1の世界で戦っていく。まさに今、角田はそのステップを進もうとしている。

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