2017.09.28

来季はホンダのエースか。
F1参戦決定のガスリーが日本の王座も狙う

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro
  • 吉田成信●撮影 photo by Yoshida Shigenobu

 全7大会で争われる2017年の全日本スーパーフォーミュラ選手権も、いよいよ来月下旬の最終戦・鈴鹿大会を残すのみとなった。

マレーシアGPでF1デビューが決まったピエール・ガスリー 9月24日にスポーツランドSUGO(宮城県)で行なわれた第6戦では、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が今季2勝目をマーク。ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)が2位、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が3位に入り、この3人がSUGOの表彰台を飾った。

 ランキングトップの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は6位。前戦までに築いていたアドバンテージは一気になくなり、ランキング2位のガスリーとはわずか0.5ポイント差となった。さらにフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)も5ポイント差の3位につけている。

 ランキング上位勢のなかでも注目は、第4戦・もてぎと第5戦・オートポリスで2連勝したガスリーだろう。第6戦・SUGOでもガスリーは圧巻の走りを見せた。「シリーズ屈指の難コース」と言われ、コースとタイヤバリアとの距離が近い古いタイプのサーキットであるSUGO。わずかなミスが即クラッシュにつながる、非常にリスクの高いコースだ。しかし、高低差があって速度域の高いコーナーも多いので、ギリギリまで攻め込んでいかないとタイムが出ない難しさもある。