F1ホンダ、鈴鹿で惨敗。パワー不足はエンジンだけのせいなのか? (6ページ目)
「レースは結果がすべてですから、がんばれば許されるものではないと思っています。彼らドライバーたちも、車体も、パワーユニットも、全員がそうです。結果が出ていなければ、『努力はすばらしかった』ということを言っても意味がないと僕は思っています。だからチーム全体として、この結果を重く受け止めているんです。チーム全体がこういう(厳しい表情をした長谷川のような)雰囲気です」
ここにきて改めて突きつけられた厳しい現実に、目の前が真っ暗になってもおかしくない。そんな状況に追い込まれたマクラーレン・ホンダは、ここからどう立ち直り、来年へとつなげていくのか。
「課題がこの時期に明らかになったのは、まだよかったかなと思います。このままでは終われません」
究極の難関サーキット「鈴鹿」で直面した、深い落胆と失望......。しかし、それは絶望ではない。
突きつけられた現実と真摯に向き合い、来年に向けてどう飛躍するか。それこそが、鈴鹿に詰めかけた大勢のファン、そしてマクラーレン・ホンダを応援しているさらに大勢のファンへの最大の恩返しとなるはずだ。
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