鈴鹿はいけるぞ!F1ホンダが日本GP前哨戦のダブル入賞に手応え (6ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

「今回のクルマのペースからいうと、上位が潰れているだけに全部使い切れていれば、5位・6位も獲れたんじゃないかなというところもありますし、そこがちょっと残念ですね。コース上でのペースはよかったし、戦略でも前に行ける可能性は十分にありましたけど、まぁそういうのも含めてレースですからね......」

 コース特性がセパンに似た鈴鹿の日本GPも、おそらくは同じような争いになると長谷川総責任者は見る。3強チームに次ぐポジションは、鈴鹿でも接戦になるだろう。

「フォースインディアとはガチンコ状態ですね。ちょっとしたことで順位が入れ替わりますし、実際にマレーシアGPでもQ2では僕らが前に行けたけど、Q3では前に行かれてしまいましたから。そういう意味では、今はフォースインディア、ウイリアムズ、マクラーレン・ホンダで3強チームに続くポジションを争っているという格好になりますね。

 全開率が高いサーキットでは、ウイリアムズにはどうしてもパワーの差を見せつけられてしまいますが、普通のサーキットではもう負けないんじゃないかと思っています。鈴鹿も同じような感じになるんじゃないでしょうか。我々としては、今回と同じようなパフォーマンスで戦えると思っています」

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