2016.05.19

佐藤琢磨も優勝候補に。第100回インディ500のプラクティス開始

  • 天野雅彦●文 text by Masahiko Jack Amano 松本浩明●写真 photo by Hiroaki Matsumoto

インディGPは18位に終わった佐藤琢磨。インディ500に雪辱を期す 3月下旬に開幕したインディカー・シリーズは、足早にシーズンを進めている。広大なアメリカ大陸を東南部、西海岸、深南部と転戦した後、インディカーのふるさとである中西部のインディアナ州インディアナポリスへ。第5戦グランプリ・オブ・インディアナポリス(インディGP)が5月第2週の週末に開催された。舞台はF1グランプリを2000年から8回開催したインディアナポリス・モーター・スピードウェイ内のロードコースだ。

 5月のアメリカといえば、月末に行なわれる世界最大のレース、インディ500がある。しかも、今年は記念すべき第100回目の開催とあり、注目度は非常に高まっている。インディ500決勝の指定席=約25万席が完売! その週末のインディナポリスはホテルも満室。スピードウェイ横のキャンプ場でさえ、もう予約でいっぱいだ。レースには30万人以上が押し寄せることだろう。

 インディGPは、インディ500へと雰囲気を盛り上げていく効果も狙って、3年前に始まった。ほぼ1ヵ月にわたってプラクティス、予選、レース、関連する様々なイベントが繰り広げられるインディアナポリスは、まさにインディカー一色に染まる。

 今年もレギュラーシーズンを戦っているのは21台だというのに、インディGPには25台が出場した。"インディ・ダブル"といって、インディ500にスポット参戦するドライバーが、マシンに慣れ、チームとの交流を深めるためにインディGPにも出場するケースが増えてきている。注目度が高いので、スポンサーも獲得しやすい。