【F1】独走メルセデスの牙城崩壊。カナダGPの舞台裏 (4ページ目)
「どんなスポーツでも、大切なのは自信を持つことだ。僕には素晴らしいチームスタッフがいるし、素晴らしい結果につながると信じていた。こうして初優勝を飾ることができて、本当に嬉しいよ」
メルセデスAMG独走のシーズンで、優勝がどれだけ遠くにあるものかをリカルドは知っていた。しかし、彼は信じ続けた。「チャンスは必ず来る」と。そして、そのチャンスが来たときにやるべきことの準備を怠らなかった。だからこそ、残り5周で切り拓かれた目の前の道を迷いなく突き進むことができた。
リカルドがカナダGPで表彰台の真ん中に立つことができた理由は、彼自身が一番よく知っているだろう。そして、これから自分がもっと強いドライバーになれるということも。
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