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【競馬予想】混戦極める3歳牡馬戦線 識者が選定した皐月賞と日本ダービーの勝ち馬 (3ページ目)

土屋真光氏(フリーライター)

◆皐月賞=クレパスキュラー(牡3歳/父リオンディーズ)
◆ダービー=イベントホライゾン(牡3歳/父ハービンジャー)

 今年の3歳牡馬は、とにかく"読めない"――それに尽きます。昨日の主役が今日は着外、ということが当たり前ですから。ならば、一昨年のように、まだ重賞戦線に顔を出していない馬が一気にクラシックで戴冠ということも十分に考えられます。

 皐月賞候補に挙げたクレパスキュラーは、昨年の皐月賞馬ミュージアムマイルと同じリオンディーズ産駒。デビュー戦(8月3日/札幌・芝1800m)で5馬身差をつけてのレコード勝ちを収めると、およそ4カ月半ぶりの出走となった前走の1勝クラス・ひいらぎ賞(12月20日/中山・芝1600m)では、2歳コースレコードにコンマ5秒差の1分32秒9の好タイムで快勝しました。

 母エリスライトは、1800m~2000m戦で2勝。その全姉マリアライトは、中距離GIのエリザベス女王杯(京都・芝2200m)と宝塚記念(阪神・芝2200m)を勝っています。他にも、ダートのGI戦線で活躍してきたクリソライト、クリソベリル、さらにGⅡ神戸新聞杯(阪神・芝2400m)を勝って、菊花賞で3着になったリアファルなどが叔父(伯父)にいて、いかにも中距離が合う血統。それでいて、マイル戦で好時計勝ちしたとなると、距離が延びての楽しみは一段と増します。

 そういう意味ではダービーでも期待できますが、どちらかと言えば、スピードを生かせる中山向き。きっちり賞金を加算して皐月賞に駒を進めてほしいと思います。

 ダービーでは、GI秋華賞(京都・芝2000m)の覇者で、海外GIも勝っているディアドラの全弟イベントホライゾンに期待しています。

 新馬戦(12月13日/中京・芝2000m)では、先団後方の外目を追走。3~4コーナーで持ったまま大外をまくっていって直線入口で先頭に並びかけると、そこから仕掛けて後続を一気に突き放していきました。後半1000m58秒7、終(しま)い3ハロン33秒6というラップを刻んだレースを完勝し、大物ぶりをアピールしたと思います。

 全兄リューベック、半兄フリームファクシも、明け3歳早々にクラシック戦線に乗れるだけの実績を挙げていて、同馬も次戦で予定しているリステッド競走の若駒S(1月24日/京都・芝2000m)の結果次第では、先行きが明るくなりそう。兄たちはクラシックで結果を残せませんでしたが、まだまだ上積みが感じられるイベントホライゾンであれば、大いにチャンスがあると見ています。

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