【競馬予想】朝日杯FS、ホープフルSの勝ち馬は? そのヒントが隠されている「2歳牡馬ランキング」 (2ページ目)
この記事に関連する写真を見る 稀に見る激戦となった2歳牡馬ランキングで1位の評価を受けたのは、アドマイヤクワッズ(牡2歳/父リアルスティール)。デビュー2戦2勝。前走ではGⅡデイリー杯2歳S(11月15日/京都・芝1600m)でカヴァレリッツォ(牡2歳/父サートゥルナーリア)との一騎打ちを制してレコード勝ちを決めた。
吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「つなぎの長さは通常ぐらいで寝気味。クッションがあり、かき込みの利いたフットワークから持続力のある脚が使えるタイプです。
デイリー杯2歳Sは8頭立てで、逃げるエイシンディード(牡2歳/父ファインニードル)に距離不安があったため、多少ペースは緩むと思われましたが、結果的には前半4ハロン46秒5、後半4ハロン46秒6のイーブンペース。アドマイヤクワッズはそんななか、周りが速く(好位の)ポジションは取れませんでしたが、内で有力馬のカヴァレリッツォの真後ろにつけて追走。その展開と平均ペースとなった流れは、この馬向きでした。
直線ではカヴァレリッツォの内を突いて、叩き合いを制しての2歳コースレコード勝ち。折り合いに不安がなく、距離的には2000mまでは守備範囲でしょう。
ただ、緩急に強いイメージがないため、ベストはマイルの印象。いずれにしても総合力があるので、極端なスローペースの上がり勝負にならなければ、GⅠでも戦える馬と見ています」
伊吹雅也氏(競馬評論家)
「12月7日終了時点の本賞金(JRAのレースのみ。以下同)は4550万円。JRAに所属する現2歳世代の馬としては単独3位。なお、1走あたり賞金は2275万円で、GI阪神ジュベナイルフィリーズが施行される前の段階では単独トップに君臨していました。実績上位であると同時に、まだまだ伸びしろがありそうな馬です。
2023年のセレクトセールにおける購買価格は7260万円。母のデイトラインは4戦0勝で登録抹消となったものの、2代母のパシフィックリムは現役時代にフランスのGⅡマルレ賞を勝っています。
一方、本馬の父はリアルスティールなので、2代父はディープインパクト、父の母父はストームキャット。日本、北米、欧州をそれぞれ代表するような大種牡馬たちが血統表のなかに名を連ねていますから、今後が本当に楽しみです。
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