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【競馬予想】ジャパンカップに挑むクロワデュノールの巻き返しはあるか? 評価急落のなぜ

  • 新山藍朗●文 text by Niiyama Airo

 クロワデュノール(牡3歳)は、今春の3歳クラシックにおいて「1強」と評されたほど同世代では抜けた存在だ。現にGI皐月賞(4月20日/中山・芝2000m)こそ2着に敗れたものの、単勝2.1倍と断然の1番人気に支持されたGI日本ダービー(6月1日/東京・芝2400m)では完璧なレースぶりを披露して見事に戴冠を遂げた。

 そのクロワデュノールが、GIジャパンカップ(11月30日/東京・芝2400m)に出走する。国内では初の古馬との対戦となる一戦でどんな走りを見せるのか、大いに注目されている。

ジャパンカップに挑むダービー馬のクロワデュノール photo by Kyodo Newsジャパンカップに挑むダービー馬のクロワデュノール photo by Kyodo Newsこの記事に関連する写真を見る だが、関西の競馬専門紙記者にクロワデュノールの現状について聞くと、奥歯に物が挟まったような言い方をした。

「ダービーの頃は『テッパン』の声があふれていましたが、今はそんな感じではありません。逆に、今回は『厳しい』とする見方が結構あります。春のクラシックでは指定席だった1番人気の座も危ういかもしれません」

 斤量面で恩恵があり、比較的3歳馬の好走が目立つジャパンカップ。それでいて、春には「1強」とされたクロワデュノールが「今回は厳しい」とまで言われてしまうのはなぜなのか。

 主な理由としては、この秋のフランス遠征、GI凱旋門賞(10月5日/パリロンシャン・芝2400m)での惨敗と、その後の調整過程にあるようだ。

 凱旋門賞では不利とされる外枠、それも大外枠からの発走。おかげで、スタート直後から出し気味に前へ行かざるを得ず、最初のコーナーを迎える手前で早くもハナに立ってしまった。

 もともと先行することは想定内だったとしても、レース早々にハナに立つことは見越していなかったはず。結局、レース中盤以降は終始後方からのプレッシャーを受けながら走ることとなり、最後の直線ではあっという間に馬群に飲み込まれて14着と大敗を喫した。

 その結果とレースぶりによって今回、評価を落とすことになってしまった。先の専門紙記者が再び語る。

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