【競馬予想】根岸Sは「大荒れ」の予感...穴党記者が推奨する驚愕の2頭 (2ページ目)
「上位人気が予想されるなかで、フリームファクシ(牡5歳)は東京・ダート1400mが今回初。加えて、前走のリステッド競走・すばるS(1月11日/中京・ダート1400m)で後続に3馬身差をつける強い勝ち方を見せたとはいえ、レースを(短い間隔で)使われてきている分、さらなる上積みは薄いと見ます。
あと、同馬は3走前からダート路線に舵をきったばかり。GIIIきさらぎ賞(中京・芝2000m)を勝つなど、もともと芝で活躍してきた馬でスピード志向が強く、パワーが要求される条件となると、疑問符がつきます。
スピードが勝ったタイプのドンフランキー(牡6歳)も、昨年のフェブラリーSには出走していますが(9着)、東京・ダート1400mは今回が初めて。また、2023年のGIIIプロキオンS(中京・ダート1400m)を勝利し、距離的には守備範囲と言えますが、最近はスプリント路線が中心になっているのは気になるところ。
それに、同馬が見据えているのはこの先、招待を受諾したGIドバイゴールデンシャヒーン(4月5日/メイダン・ダート1200m)でしょう。そうなると、今回はあくまでも"始動戦"という位置づけにあると考えられます」
では、狙い目となるのは、どういったタイプか。坂本記者は当日の天候も考慮してこう語る。
「天気予報ではレース当日の日曜日に雪マークがつくなど、冷え込みがきつそう。JRAの発表によれば1月30日に凍結防止剤を散布しているので、一段とパワーが要求されることになるでしょう。そうでなくても冬場のダートは力を求められますから、馬格のあるパワー型を狙ってみたいと思います」
そうして、坂本記者は2頭の穴馬候補をピックアップした。1頭目はスレイマン(牡7歳)だ。
根岸Sでの一発が期待されるスレイマン photo by Eiichi Yamane/AFLOこの記事に関連する写真を見る
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