ドバイWCデーの馬券発売4レースで狙うべき「盲点の馬」は?イクイノックスら人気の日本馬たちの陰に実力馬あり
現地時間3月25日、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で、ドバイワールドカップデーが開催される。
ドバイシーマクラシックに出走するイクイノックスこの記事に関連する写真を見る ドウデュース(牡4歳)こそ無念の回避となったが、今年は全9競走のうち7競走に、合計26頭の日本調教馬が参戦する。ひと月前にサウジアラビアで行なわれたサウジカップ開催では、メインのサウジカップを筆頭に計3勝を挙げており、ドバイでも昨年の5勝に続く大活躍が期待できる。
そのうち、日本でも馬券発売が行なわれるのは後半の4レースだが、日本から参戦する馬は以下のとおりだ。
【GIドバイゴールデンシャヒーン(メイダン・ダート1200m)】
レモンポップ(牡5歳)、レッドルゼル(牡7歳)、ジャスティン(牡7)、リメイク(牡4歳)
【GIドバイターフ(メイダン・芝1800m)】
ダノンベルーガ(牡4歳)、セリフォス(牡4歳)、ヴァンドギャルド(牡7歳)
【GIドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)】
イクイノックス(牡4歳)、シャフリヤール(牡5歳)、ウインマリリン(牝6歳)
【GIドバイワールドカップ(メイダン・ダート2000m)】
カフェファラオ(牡6歳)、クラウンプライド(牡4歳)、ジオグリフ(牡4歳)、ジュンライトボルト(牡6歳)、パンサラッサ(牡6歳)、テーオーケインズ(牡6歳)、ウシュバテソーロ(牡6歳)、ヴェラアズール(牡6歳)
サウジカップではパンサラッサが勝利し、3~5着も日本馬で、昨年のドバイワールドC優勝馬カントリーグラマー(アメリカ/牡6歳)が2着に入らなければ、上位を独占していた。かつて、海外のダートは日本馬にとって鬼門のひとつだったが、そのイメージは払拭されつつある。
さらに、今年はダート競馬の本場であるアメリカからの参戦が、カントリーグラマー1頭だけという点も大きい。もちろん昨年の覇者は油断できない存在で、サウジとドバイではダートの質は異なるものの、ドバイでも大きな歓喜が期待できることは間違いない。
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