ほのか、高松宮記念はパワー重視→選んだ本命に「父仔制覇の可能性」と「騎手のGⅠ初制覇への期待」 (2ページ目)

  • 浅田真樹●取材・構成 text by Asada Masaki
  • 佐野隆●撮影 photo by Sano Takashi

 ▲は、ヴェントヴォーチェです。

 前走のGIIIオーシャンSは5カ月ぶりのレースだったにもかかわらず、2馬身差の完勝を決めてここに駒を進めてきました。GI初挑戦となった昨秋のスプリンターズSでは11着と振るいませんでしたが、陣営によれば、夏場の連戦が影響したとのこと。そこから立て直しを図って、休み明けを快勝した今、さらなる躍進が期待できます。

 コーナーのある左回りを走るのは今回が初。その点で若干の不安はあるものの、能力的にみれば、難なくクリアできるはずです。今回鞍上を務める西村淳也騎手も、過去に何度もコンビを組んでいますし、馬券圏内には十分入ってこられると見ています。

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 ☆は、グレナディアガーズです。

 前走の阪急杯は、1番人気に押されながら7着。昨年の高松宮記念でも3番人気で12着に敗れており、古馬になって以降、実力を出しきれていない印象があります。

 とはいえ、昨年の高松宮記念は大外枠発走で、終始外、外を回された結果。度外視していいと思っています。重い馬場への対応も、昨年一度経験していることがプラスに働くのではないでしょうか。

 2歳時には朝日杯フューチュリティSを勝っているGI馬。底力はトップクラスですから、まとめて負かすシーンがあってもおかしくないと思っています。

 △は、ナムラクレア、ウインマーベル、ダディーズビビッドの3頭です。

 ナムラクレアは、デビュー以来全11戦で掲示板を外したことがなく、レース運びがとても上手。その点を高く評価しています。今回と同じ舞台で行なわれた前走のシルクロードSもきっちり勝利。3戦目からずっとコンビを組んできた鞍上の浜中俊騎手との相性もよく、侮れない存在です。

 ウインマーベルは、全4勝のうち3勝が芝1200m戦。距離適性があるのは間違いありません。昨秋のスプリンターズSでも2着に入った実績馬。前走のシルクロードSでは7着に敗れましたが、ここでは押さえておきたい一頭です。

 ダディーズビビッドは、これまでに全20戦して半分の10戦が中京・芝のレース。その戦績は2勝、2着4回と6連対。中京巧者ぶりがうかがえ、一発の可能性は十分に秘めています。

 私が印を打ったのは、以上の7頭。馬券は、トウシンマカオを1着固定の軸として、残り6頭に流す3連単で勝負しようと思っています。3連複にしようかとも思いましたが......バイク資金を調達すべく、高配当を狙いにいきます!

Profile
ほのか
1996年3月23日生まれ、神奈川県出身。
「可愛すぎるビールの売り子」として芸能界デビュー。
ネットを中心に話題となり、現在はバラエティ番組や
グラビアなどを中心に幅広く活躍中。
◆公式Twitter  ◆公式Instagram

プロフィール

  • 浅田真樹

    浅田真樹 (あさだ・まさき)

    フリーライター。1967年生まれ、新潟県出身。サッカーのW杯取材は1994年アメリカ大会以来、2022年カタール大会で8回目。夏季五輪取材は1996年アトランタ大会以来、2020年東京大会で7回目。その他、育成年代の大会でも、U-20W杯は9大会、U-17W杯は8大会を取材している。現在、webスポルティーバをはじめとするウェブサイトの他、スポーツ総合誌、サッカー専門誌などに寄稿している。

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