堤礼実アナが選ぶ2022年ベストレース。「これ以上の名勝負が今後見られるのか? と思うほど衝撃的な一戦」
堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第47回
スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は、例年同様に見応えのあるレースが多かった2022年のGI戦における、堤アナにとっての「ベスト3」を選んでもらった――。
今年こそは運動不足解消のために体を動かそう――。そんな新年の誓いを毎年のように立てて、はや数年。なかなか重い腰が上がらなかった私ですが、2023年、ついにピラティスを始めました!
まだ始めたばかりで筋肉痛にもなるし、なまった体には結構キツいのですが、体を伸ばし、深呼吸し、心を落ち着かせている時間は、自分の体としっかり向き合えている気がして、個人的な満足度はかなり高いです(笑)。
最近は体力の衰えを感じることが多いので、今年はしっかり体作りをしていきたいと思っています。
さて、競馬界も新たな年を迎え、各陣営の人馬ともに次なる目標へ向かって動き始めています。早くも新たなスター候補が台頭するなど、今から春のGIシーズンが楽しみになりますね。
その前に、ここではまず昨年行なわれたGIレースを振り返って、毎年恒例の"超私的なベスト3"を選んでみたいと思います。
まず3位は、宝塚記念です。私が応援しているタイトルホルダーが勝ったというだけでなく、その勝ち方がとても印象に残っているレースです。
タイトルホルダーというと、3歳時から大逃げのイメージがある馬ですが、この宝塚記念にはもう一頭、快速馬パンサラッサが出走。強い逃げ馬が2頭いることで、どんな展開になるのだろうかと、レース前は楽しみ半分、不安半分でした。
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