麗しき2歳牝馬が争う阪神JF。好調・美女馬券師が人気のアルテミスS組の刺客に指名したのは?

  • text by Morinaga Maaya

 今回、面白そうだなと思うのは、◎のサンティーテソーロ。前走、1勝クラスのサフラン賞(10月2日/中山・芝1600m)を制し、中山のマイル戦で2連勝を飾りました。

 阪神JFの過去10年を振り返ると、前走でサフラン賞を勝って参戦した馬は5頭。勝ち馬は出ていませんが、2着2回、3着1回と、連対率は40%となっています。一昨年は、サトノレイナスがサフラン賞を勝ってここに挑み、2着となりました。

 ちなみに、一昨年のサフラン賞の走破時計が1分35秒2。今年、サンティーテソーロがマークした勝ち時計が1分35秒1。しかも、同じ舞台の未勝利戦では1分34秒3で駆け抜けていますから、時計的にも魅力十分です!

 気になるのは、関西への長距離輸送、相手強化、そして阪神・芝1600mを逃げて勝つのは至難の業ということ。とはいえ、今年、逃げて天皇賞・春を制すなど、GⅠ2勝を挙げている横山和生騎手が鞍上なら、そんな不安をよそにうまくエスコートしてくれる気がします。

 対抗はラヴェル。実績的に信頼できるのは、この馬でしょう。

 デビューから2連勝でGIIIアルテミスS(10月29日/東京・芝1600m)を制覇。同レースは、阪神JFの前哨戦として非常に相性のいいレースです。過去10年で4頭の勝ち馬を輩出。特に昨年、一昨年と、アルテミスSの勝ち馬が連覇を飾っています。

 実際、ラヴェルがアルテミスSで見せた末脚はすばらしく、直線の長い阪神の外回りコースは大歓迎でしょう。

 ▲はリバティアイランド。こちらも末脚が魅力の一頭です。新馬戦(7月30日/新潟・芝1600m)では、上がり31秒4というJRA史上最速タイの驚異的なタイムを記録しています!

 陣営のコメントを読むと、前走のアルテミスSではあえて馬群に入れて競馬をさせたとのこと。結果的に直線を向いてから前が開かず、外に持ち出すロスもありましたが、追い出してからは、さすがの末脚を見せてクビ差の2着。この経験は、GⅠの舞台で大いに生きると思います。

 阪神の直線はラヴェル同様、この馬にとっても力を発揮できる場所です。気になるのは、初の右回りコースということだけかなと思います。

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