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天皇賞・秋、美女馬券師はレース傾向にハマる3歳馬を本命に。好枠引いた伏兵にも色気あり (2ページ目)

  • text by Morinaga Maaya

 3歳馬なので、斤量も古馬牡馬(58kg)より軽い56kgで出走でき、鞍上のクリストフ・ルメール騎手も、東京・芝2000mでの1着回数、勝率ともトップと心強い限り。さらにルメール騎手は、2018年~2020年まで3連勝を飾って、昨年も3着に入るなど、天皇賞・秋の舞台でめっぽう強いです。

 もはや、イクイノックスを「シルバーコレクター」とは言わせない! ここを勝って、世代を超えた頂点へ! そんな期待が膨らみます。

 対抗はジャックドール。逃げて勝つイメージの強かったジャックドールですが、前走のGII札幌記念(8月21日/札幌・芝2000m)では好位に控え、逃げるパンサラッサをゴール前でクビ差交わして勝利しました。

 東京の芝2000mでは、年明けのオープン特別・白富士S(1月29日)で1分57秒4という好時計を記録しましたが、このタイムは今回の出走メンバー中、トップの持ち時計。左回りの2000mも6戦5勝と得意としています。

 逃げても、逃げられなくても、勝ち負けを演じられるのは魅力。悲願のGI制覇へ視界良好です。

 ▲はシャフリヤール。昨年のダービー馬で、その時に2着に負かしたエフフォーリアは昨年の天皇賞・秋を勝っています。それを考えれば、ここでも好勝負必至です。

 昨秋のGIジャパンC(東京・芝2400m)3着のあとは海を渡り、今春のGIドバイシーマクラシック(3月26日/UAE・芝2410m)で見事な勝利を飾りました。その後、アスコット競馬場で行なわれたGⅠプリンスオブウェールズS(6月15日/イギリス・芝1990m)では4着でしたが、欧州の芝が合わなかった印象。日本に帰ってきて、改めて期待がかかります。

 ☆には、とてもいい枠を引いたパンサラッサを抜擢! すでに逃げ宣言をしていますが、スタートしてすぐカーブに入る東京・芝2000mの特殊なコースでは、枠順もカギになります。そこで、2枠3番の好枠を引き当てたとなれば、申し分ありません。

 この枠順が出た時に、「パンサラッサからの馬券も買いたいな......」と思ってしまったので、本線の予想とは別に単複を買い足したいと思います。得意(?)の優柔不断馬券で申し訳ないですが、このコラムでは本命とは別で注視していた馬がよく来るので......(苦笑)。

【推奨馬券】
◆3連複フォーメーション(11通り)=1頭目(7)、2頭目(8)(9)、3頭目(2)(3)(4)(5)(6)(8)(9)
◆単勝・複勝=(3)

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