超高額配当も!? エプソムCは過去の激走3パターンに合致する伏兵3頭を狙うべし (3ページ目)

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 実は今回も「東京巧者」ながら、低評価にとどまりそうな馬がいる。シャドウディーヴァ(牝6歳)である。

 同馬は長い間、重賞戦線で戦っているが、馬券圏内に入る好走を見せているのはほとんどが東京のレース。重賞初制覇を遂げた昨年のGII府中牝馬(東京・芝1800m)の他、2着が3回、3着が1回ある。

 翻(ひるがえ)って、その他の競馬場の重賞では3着が1回あるのみ。東京との相性がいいのは間違いないが、今回は牡馬が相手で、前走のGIヴィクトリアマイル(5月15日/東京・芝1600m)でも9着に敗れていることから、上位人気を争うことはなさそう。

 とはいえ、ヴィクトリアマイルでも2着ファインルージュとはコンマ3秒差。着順ほど負けてない。さらに牡馬が相手であろうが、GIII戦、かつ得意の東京が舞台となれば、勝ち負けを演じても不思議ではない。

 激戦が繰り広げられたこの春のGIシリーズ。その馬券勝負において、悲喜こもごもあっただろうが、泣いた人の挽回のチャンスはこれからも十分にある。今回、その機会をもたらしてくれる馬がここに挙げた面々のなかにいるかもしれない。

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