横山ルリカが有馬記念で絶対に抑えたい1頭。「2着に入れば十分に穴になるはず」

  • 土屋真光●構成 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

 アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、競馬番組などで活躍する横山ルリカさんに、今年最後の大一番であるGI有馬記念(12月26日/中山競馬場・芝2500m)について展望を聞いた。



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【馬券的に面白くなりそうなレース】

 今年の有馬記念は、グランプリ4連覇を狙うクロノジェネシス(牝5歳)vsエフフォーリア(牡3歳)を筆頭とした3歳勢、という構図だと思います。

 しかし、クロノジェネシスは前走がフランス遠征の凱旋門賞。このローテーションで過去に勝ったのはオルフェーヴルだけですね。3歳馬は力で言えば、エフフォーリアが最上位という感じではありますが、意外にエフフォーリアは1番人気で勝ったのは2歳新馬のみで未知な要素もあります。タイトルホルダー(牡3歳)やステラヴェローチェ(牡3歳)、アサマノイタズラ(牡3歳)は有馬記念が向きそう。

 今回の有馬記念は馬券的に面白くなりそうだなと思っています。中山2500mのGIは有馬記念しかないので、非根幹距離の適性がある馬を重視したいと考えています。

 まず、クロノジェネシスとエフフォーリアの2頭がどちらも馬券圏外に飛ぶということは考えにくいですね。

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