4週連続的中の高田秋が天皇賞・秋で気になる4頭。最注目は「3強」以外? (3ページ目)

  • 河合 力●構成 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

この秋、4週連続的中があり予想好調な高田さんこの秋、4週連続的中があり予想好調な高田さんこの記事に関連する写真を見る 1600m以下ではGⅠ5勝と、短距離での強さは誰もが認めていますよね。ただ、今回は2000mの距離がカギ。春にもGⅠ大阪杯(4月4日/阪神・芝2000m)でこの距離に挑みましたが、4着と敗れてしまいました。

 ただ、あの時は重馬場でタイムもかかっていましたよね。良馬場でスピードを生かせる状況になれば、違う結果もあると思います。東京のほうがスピード勝負になるでしょうし、グランアレグリアにとってもGⅠ2勝の得意コースなので、チャンスではないか、と。

 鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、天皇賞・秋を3連勝中。管理する藤沢和雄調教師はこのレースを6勝しているんですよね。藤沢調教師は来年2月の勇退が決まっているということで、最後の天皇賞・秋で笑顔を見られたらいいですね。

 年齢面では、過去10年で5歳馬が7勝あげているのも好材料。今回はグランアレグリアを推したいです。

 3強でもう1頭あげるならエフフォーリア(牡3歳)ですね。3歳馬は過去10年で2着と3着が1回のみ。上位にくるのは簡単ではありませんが、過去3着以内に入った2頭を見ると、フェノーメノ(2012年2着)はダービーで2着、イスラボニータ(2014年3着)は皐月賞1着、ダービー2着でした。

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