阪神開催の菊花賞は脚質がポイント。穴党記者が推すのは驚きの伏兵2頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 ダービーでは16着と大敗を喫したが、吉田記者は巻き返しのチャンスは十分にあるという。

「ダービーでは折り合いに不安をのぞかせましたが、そのあたりはこの中間にも騎乗している鞍上の武豊騎手がしっかりと対応してくれるはず。そのうえで、ポジションを取りつつ、馬込みで我慢できれば、この馬の機動力が生きる算段。ぶっつけ本番で完全に人気の盲点となっている今回は、配当的な妙味もありそうです」

 さらにもう1頭、吉田記者はグラティアス(牡3歳)にも注目しているという。

「GIII京成杯(1月17日/中山・芝2000m)を勝って2戦2勝で勇躍クラシックに臨みましたが、皐月賞6着、ダービー8着とややワンパンチ欠く結果に終わりました。加えて、秋初戦のセントライト記念も9着と惨敗。その株価は暴落していますが、同レースでは心身のバランスが整っていなかったことが敗因でしょう。

 そこから、ゆったりと走れて、集中力が高かった今週の攻め気配は上々。ここ3走よりもいい雰囲気で、成長を感じさせます。今回のメンバー構成と舞台設定なら、この馬の先行力が最大限に生きるのではないでしょうか」

 激戦必至の三冠最終戦。地力を秘めた2頭が驚愕の結果をもたらしても不思議ではない。

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