2021.10.08

今年の京都大賞典は「阪神/芝2400m」のコース実績と血統で3頭をピックアップ

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Sankei Visual

 10月10日、阪神競馬場でGⅡ京都大賞典(芝2400m)が行なわれる。

 このレースは通常は京都で行なわれるが、京都競馬場改修の影響もあり、今年は阪神競馬場での開催となった。前回、阪神でレースが行なわれた1994年は距離が2500m。2400mでのレースは1980年以来だが、1991年に全面改修されているため参考外と言える。ちなみに現在、「阪神/芝2400m」での重賞はGⅡ神戸新聞杯のみ。同レースは今年、「中京/芝2200m」で行なわれているため、今年はこのレースのみとなる。

 この「阪神/芝2400m」は、3勝クラスの御堂筋Sなど年間15~17レースほど。今回はそれらの血統的傾向から京都大賞典を占ってみよう。

 今年3月に開催された御堂筋Sの勝ち馬は、今回もエントリーしているディアマンミノル(牡4歳/栗東・本田優厩舎)だ。

重賞初勝利を狙うディアマンミノル重賞初勝利を狙うディアマンミノル この記事に関連する写真を見る  御堂筋Sは後方追走から直線で鋭く脚を伸ばし、鮮やかに差し切っている。その後は、メトロポリタンS(東京/芝2400m)で自身最速の上がり3F33秒9を記録しての3着。さらに、距離不足のGⅢ函館記念(函館/芝2000m)で勝ち馬から0秒5差の4着と、勝てないながらも地力強化を示している。

 父オルフェーヴルの産駒は、今年の「阪神/芝2400m」では最多勝となる3勝(10戦)。出走数が多いディープインパクト産駒(12戦1勝)などより好成績を残しており、今年4月にはアイアンバローズが2勝クラスの白鷺特別を勝利。オルフェーヴル自身も、2011年の神戸新聞杯を勝利している舞台だ。

 ディアマンミノルは兄にGⅢ新潟2歳Sを勝ったモンストールがいて、祖母はGⅠオークス馬イソノルーブルという良血。充実の4歳秋を迎えたこともあり、重賞初制覇に期待したい。