2021.08.22

日本屈指の良血一族出身のソネットフレーズ。「絶対能力はある」と騎手が太鼓判

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Kyodo News

厳選!2歳馬情報局(2021年版)
第13回:ソネットフレーズ

 日本競馬界を代表する一族から、また期待の1頭がデビューを迎えようとしている。

 美浦トレセンの手塚貴久厩舎に所属するソネットフレーズ(牝2歳/父エピファネイア)である。

ソネットフレーズの曾祖母は「女傑」と言われたエアグルーヴソネットフレーズの曾祖母は「女傑」と言われたエアグルーヴ この記事に関連する写真を見る  同馬の曾祖母は、GIオークス(東京・芝2400m)とGI天皇賞・秋(東京・芝2000m)を制したエアグルーヴ。一線級の牡馬相手にも互角以上の走りを見せて、「女傑」と称された名牝だ。

 そして、祖母はGIエリザベス女王杯(京都・芝2200m)を2度勝ったアドマイヤグルーヴ。さらに、叔父にはGI皐月賞(中山・芝2000m)とGI日本ダービー(東京・芝2400m)の二冠を遂げたドゥラメンテがいる。

 母ボージェストも現役時代には2勝しかできなかったものの、期待の産駒をすでに送り出している。今年のGIIスプリングS(中山・芝1800m)で3着となったボーデン(牡3歳/父ハービンジャー)だ。

 その他、曾祖母エアグルーヴの母、ダイナカールからなる血筋からは数多くの活躍馬が出ており、まさに日本屈指の良血一族と言える。

 その一流の血を引くソネットフレーズ。現在、デビューに向けてトレセンで調整を重ねている。調教では抜群の動きを見せているようで、その様子を関東競馬専門紙のトラックマンが伝える。

「8月18日の追い切りでは、ラスト1ハロン11秒1という好時計をマーク。このラストは2歳馬が簡単に出せるような数字ではありません。調教に騎乗している嶋田純次騎手も、『絶対能力はあるので、レースでまともに走れば、大丈夫でしょう』と、同馬の資質の高さに太鼓判を押していました」