2021.08.07

レパードSは直近の戦績に惑わされるな。穴党記者が推す人気の盲点となる3頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 3歳馬による夏のダート重賞、GIIIレパードS(新潟・ダート1800m)が8月8日に行なわれる。

 過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気は4勝、2着2回、3着2回と安定した結果を残している。特に2011年~2015年には4勝、3着1回。1番人気が毎年馬券圏内(3着以内)に入っており、同レースは比較的堅いレースと思われていた。

 しかし、直近5年は1番人気が0勝。とりわけここ4年は5番人気以下の伏兵が勝利を挙げて、ふた桁人気の穴馬がしばしば馬券圏内に突っ込んできていることもあって、3連単はすべて10万円超えの高額配当となっている。

 そうした傾向のなか、「今年は一段と混戦模様」と語るのは日刊スポーツの太田尚樹記者だ。

「今年は、例年人気の中心となる地方交流GIジャパンダートダービー(大井・ダート2000m)組や、GIIIユニコーンS(東京・ダート1600m)組の参戦が少なく、1勝クラスの条件戦を勝ち上がってきた馬が多いのが特徴。つまり、未対戦の組み合わせが多く、能力の比較が難しいところです。

 ただその分、再び波乱となる可能性は大いにあります。過剰な人気馬、意外な人気薄馬などをうまく見極めることができれば、オイシイ配当を手にすることができるかもしれません」

 では、穴馬として狙い目となるのはどんな馬か。デイリー馬三郎の木村拓人記者はこう分析する。

「まず、このレースはなんだかんだ言って、先行力があって、機動力のある馬が結果を出しています。ですから、ある程度前目の位置で競馬ができる馬がいいですね。

 そして、3歳戦では総じて直近の成績がいい馬が人気になりやすいのですが、基本的にこの時期は春の成績を重視するのが"穴狙い"の鉄則。夏の条件戦を勝ってきた馬よりも、春の時点で条件クラスを勝ち上がって、ここ最近のレースで振るわず、人気を落としている馬が狙い目になるかと思います」