皐月賞、元ジョッキーの予言(?)にしびれた美女馬券師確信の◎とは? (2ページ目)
さあ、今週は皐月賞! スプリングSの予想をした際に皐月賞の展望番組に出演したことを書きましたが、その時にゲスト出演していた元ジョッキーの佐藤哲三さんが、こうおっしゃっていたんです。
「中山の芝2000mは、内枠だと馬場が悪いところを走ることになってしまう。僕は4枠以降に入る馬を買いたい。外すぎると距離ロスもあるので4枠に入る馬がいい。そして、この舞台は瞬発力のある馬というよりも、好位で長くいい脚を使える馬が向いている。4枠にエフフォーリアが入ってくれれば......」
これは予言だったのでしょうか。なんと4枠7番にエフフォーリアが入りました。これはもう狙うしかないでしょう!
ということで、本命はエフフォーリア。GIII共同通信杯(2月14日/東京・芝1800m)では、ムチを入れるとすばらしい末脚でグングンと伸び、後続を突き放して完勝。その2着馬ヴィクティファルスはその後、GIIスプリングS(3月21日/中山・芝1800m)を勝ち、3着馬シャフリヤールはGIII毎日杯(3月27日/阪神・芝1800m)を制しました。負かした馬たちのその後の活躍を見ると、この馬の強さがより際立ちます。
今回は初の中山コースとなりますが、鞍上の横山武史騎手は近3年間騎乗した競馬場の中で、中山競馬場での勝ち鞍が一番多いんです(2021年4月16日現在)。なので、横山武史騎手のエスコートを信頼します。
父の横山典弘騎手にとって、初のクラシック制覇は皐月賞でした(1998年のセイウンスカイ)。また、典弘騎手はデビュー5年目で初めてGI勝利を挙げています(1990年のエリザベス女王杯。キョウエイタップ)。息子の武史騎手も今年で5年目。父の背中を追いかけられるか、必見です!
対抗はダノンザキッド。休み明けで挑んだ前走のGII弥生賞ディープインパクト記念(3月7日/中山・芝2000m)で、マイペースで逃げるタイトルホルダーを捉えきれずに3着。でも、上がりはメンバー最速の時計でした。
デビューから4戦すべてで上がり最速の脚を使っているように、終(しま)いは確実に伸びてくる馬。手綱をとる川田将雅騎手にとっても、師匠である安田隆行調教師の管理馬でのクラシック制覇は特別な意味を持つはず。負けられない気持ちは強いと思います。
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