2020.12.05

チャンピオンズCで不気味な一頭。今年最初のGI覇者に一発はある

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

今年2月のGIフェブラリーSを制しているモズアスコット 最後にチャンピオンズCの「ヒモ穴馬」ですが、人気薄なら一発の期待が見込めそうな、モズアスコットを取り上げたいと思います。

 今年に入ってからダート路線に矛先を向けて、GIII根岸S(2月2日/東京・ダート1400m)、GIフェブラリーS(2月23日/東京・ダート1600m)といきなり連勝。しかも、ともに強い勝ち方を披露しました。ここまで続いている"ルメール旋風"の今年最初のGI勝利でもありました。

 フェブラリーSの強さを思い起こせば、クリソベリル相手でも互角に戦える1頭だと思います。しかしながら、今回あまり下馬評が高くないのは、近走の成績がひと息なことと、1800mという距離に疑問が持たれているからでしょう。

 ただ、前走のGIII武蔵野S(7着。11月14日/東京・ダート1600m)はトップハンデの59kgを背負っていたこともありますし、レース内容も先を見据えているような、やや消極的な感がありました。前々走の地方交流GI南部杯(10月12日/盛岡・ダート1600m)で、速い時計の決着で2着に好走していることを考えれば、力の衰えやスランプといったことはないと思います。

 距離についても、個人的には苦にしないと見ています。折り合いに苦しむ馬ではないですし、スピードだけでなく、タメてキレる脚も持っていますから、距離が延びても作戦ひとつで対応できるはず。武蔵野Sで控えたまま終わったのも、今回に向けての布石だったのかもしれません。

 鞍上は、今年ブレイクした横山武史騎手です。勝ち星の内訳はローカルが中心で、重賞勝利は一度だけ。JRAのGIではまだ馬券に絡んだことがありませんが、モズアスコットとはコンビを組んで3戦目になりますから、今回こそチャンスと思って、がんばってもらいたいです。

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