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鷲見玲奈が天皇賞・秋を予想。
「人生初の万馬券」を生んだあの馬は? (2ページ目)

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi

 菊花賞ではアリストテレスに騎乗して、わずかな差で勝てなかったクリストフ・ルメール騎手は、「今週はアーモンドアイで絶対に勝ってやる!」という気持ちでくるでしょうし、鞍上の"熱"にも期待できます。

 前走のGI安田記念は稍重の馬場が響いたのか、2着に敗れてしまいましたが、今のところ日曜日の天気はよさそうですし......、ここは素直に、本命にしたほうがいいのかな。

 もう一頭、本命候補で迷っているのは、クロノジェネシス(牝4歳)です。

 アーモンドアイとは対照的に、前走は稍重のGI宝塚記念で圧勝したため、馬場が渋れば、という条件付きで、この馬を推す声もありますが、陣営は「良馬場のほうが向いている」と話しているようです。

 クロノジェネシスも古馬になり、本格化してきたところもあるでしょうから、ただの道悪巧者ではなさそう。良馬場ならアーモンドアイが上、とは言い切れないと思っています。しかも、私にとっては、宝塚記念で人生初の万馬券を当てさせてもらった馬ですからね(笑)。余計に軽視するのは怖いです。

 では、どっちを本命にするか? これは非常に迷うところなので、今回はこの2頭を1着に入れた、3連単フォーメーションで勝負することにします。

"ダブル本命"に続く2着候補は、ダノンキングリー(牡4歳)です。

 実は今回、私のインスタで、フォロワーのみなさんから(天皇賞・秋の)予想をコメントしてもらったのですが、ダノンキングリーを挙げる声が多く、その意見も取り入れてみました。競馬の予想では、こういう柔軟性も大事ですからね。

 6月の安田記念からぶっつけ本番になりますが、むしろ休み明けはよさそう。勝つまではともかく、2着は絶妙にありそうな気がします(笑)。

 そして3着候補は、キセキ(牡6歳)とフィエールマン(牡5歳)です。

 キセキは、宝塚記念ではクロノジェネシスの2着でしたし、秋初戦の前走も京都大賞典2着と好調を維持しています。

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