2020.09.19

過去データを吟味。セントライト記念で
高配当を呼ぶ3頭が見つかった

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

◆ローズSで狙える穴馬>>

 3歳牡馬三冠レースの最終戦となるGI菊花賞(10月25日/京都・芝3000m)のトライアル戦、GIIセントライト記念(中山・芝2200m)が9月21日に行なわれる。

 過去10年で1番人気は4勝、2着2回、3着1回と堅実な走りを見せているが、番狂わせが起こるケースも少なくない。特に荒れたのは、2015年。6番人気のキタサンブラックが勝利し、2着に9番人気のミュゼエイリアン、3着に10番人気のジュンツバサが入って、3連単は61万8050円という高額配当となった。

 また、2012年には14番人気のスカイディグニティが2着に入る激走を見せ、1番人気のフェノーメノが勝ったものの、3連単は13万7500円という好配当をつけた。

 その他の年も、6番人気以下の伏兵がしばしば馬券に絡んで、3連単ではオイシイ配当が何度か生まれている。ならば、今年も穴狙いに徹してみるのも悪くない。ということで、過去10年の結果を参考にして、波乱を演出しそうな伏兵馬を探し出してみたい。

 伏兵の台頭パターンとして特に多いのは、春のGI皐月賞(中山・芝2000m)、GI日本ダービー(東京・芝2400m)で負けた馬たちの巻き返しである。それも、それ以前にオープン特別や重賞での勝利経験がある馬たちによるものだ。

 2011年に6番人気で勝ったフェイトフルウォーや2014年に10番人気で3着に入ったタガノグランパをはじめ、先述したキタサンブラック、ミュゼエイリアン、さらに2018年に勝利したジェネラーレウーノ(4番人気)、同3着のグレイル(6番人気)、2019年に8番人気で2着となったサトノルークスらがそのいい例だ。

 いずれも、皐月賞やダービーで揮わず、秋初戦のセントライト記念でも高い評価を得られなかったが、それ以前の前哨戦などでは結果を出していた馬たち。地力があるのは確かで、クラシックよりもメンバーレベルが落ちるここで、リフレッシュ効果などもあって、再び躍動することができた。