2020.05.14

ヴィクトリアマイルでアーモンドアイと
一緒に狙える重賞未勝利の2頭

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Ito Yasuo/AFLO

 5月17日、東京競馬場でGⅠヴィクトリアマイル(芝1600m)が行なわれる。

 今年の大きなポイントは、「現役最強馬」の呼び声高いアーモンドアイ(牝5歳/美浦・国枝栄厩舎)の出走だ。3歳時のGⅠ秋華賞(2018年)以後は、牡馬混合のGⅠを5戦して3勝しており、今回は約1年7カ月ぶりの牝馬限定戦への出走になる。

 牝馬限定の3戦(GⅠ桜花賞、GⅠオークス、GⅠ秋華賞)はすべて勝利。長い日本競馬史においてもトップクラスに位置する馬だけに、ドバイ国際競走中止による予定変更があったとはいえ、中心視せざるを得ない。アーモンドアイは外せないが、競馬は3着までに入れば馬券になるため、血統面で気になる人気薄馬もチェックしておきたいところだ。

 まずはビーチサンバ(牝4歳/栗東・友道康夫厩舎)。重賞勝ち鞍がない1勝馬だが、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神/芝1600m)3着、GⅡローズS(阪神/芝1800m)2着など、重賞レースでの好走も多い。阪神ジュベナイルフィリーズは、ダノンファンタジーとクロノジェネシスから1/2馬身+クビの0秒2差だっただけに、GⅠで上位争いをする力はある。

芝1600m戦で安定した走りを続けているビーチサンバ 今回と同じ東京の芝1600m戦でも、2歳時のGⅢアルテミスSでシェーングランツから1/2馬身差の2着。GⅢクイーンCでも、のちの秋華賞馬クロノジェネシスからクビ差の2着に入っている。芝1600m戦では6戦して1勝、2着2回、3着1回と安定しているが、今回の「東京/芝1600m」がベストの条件と言えるだろう。