皐月賞はコントレイルが最有力候補も、キズナの初年度産駒に刮目せよ (4ページ目)

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

 2戦2勝という結果が示すとおり、中山向きであることは間違いないですし、最終週の荒れた馬場も向いていそうです。たぶん今回も、タメるだけタメて直線勝負、という形になると思います。展開次第で、いかにも2、3着に突っ込んできそうな1頭です。

 キズナの初年度産駒であるクリスタルブラック。先週の桜花賞を勝ったのは、エピファネイアの初年度産駒であるデアリングタクトでした。

 種牡馬になってからも、いいライバル関係にあるキズナとエピファネイア。現3歳世代においては、地方交流重賞を含めてここまで重賞5勝と、キズナ産駒の活躍が目立っていましたが、GI制覇はエピファネイア産駒が先を越すことになりました。

 こうなれば、キズナ産駒も負けてられないでしょう。そういう意味でも、クリスタルブラックへの期待は膨らみます。なお、皐月賞には、ほかにも2頭のキズナ産駒(ディープボンド、キメラヴェリテ)が出走。こちらも注目です。

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